It's a wonderful day
トルネードまりの、のぽぽん日記
忘れたくないこととか、
どこにもぶつけられない気持ちって
日々にあふれてると思う。
そんな諸々のことや、
私の平凡な日常を
つづっていきたいと考えておりまする。

第012回

9月21日
この秋、全国で映画「なごり雪」が公開される。

「なごり雪」といえば、イルカの歌うあの有名な曲なのだが、
作詞作曲は伊勢正三であり、彼は大分県は津久見市の出身なのである。
そして、映画「なごり雪」の舞台は津久見市の隣の市である臼杵市。
そう!私の住む市なのだ。

監督は大林宣彦、主演は三浦友和という
メジャーなんだかマイナーなんだか分からない顔ぶれであるが、
有名な監督と俳優が出てるだけで臼杵市民的には全然オッケーなのである。
ビデオのレンタルショップでは大林監督作品がずべて貸し出し中となり、
市内の本屋では関係著作がずらりと並ぶフィーバーぶり。

自分の住む町が映画になるというのはなかなか嬉しいもので、
4月に全国に先駆け上映されたときには
市民の多くもエキストラという形で映画に出演しているということもあり、
大分県では「千と千尋の神隠し」と並ぶほどのヒットとなった。
もちろん、私も観に行った。

映画ではいたるところに馴染みの景色が出てきて、
しかも、実際とは全然違う場所につなげられていたりするので
違和感もかなりあった。

私は大林監督の作品を観たことがなかったのだが、
(「ふたり」とか、尾道3部作とか題名は知っているけど)
全部あんな感じなんだろうか?
どんな感じかというと・・・レトロ、とでもいおうか。
とてもじゃないが21世紀の映画とは思えない。
役者の台詞は全部文語体。不自然ったらない。
いくら時代背景を考慮しても、あれはないだろう。
監督が日本語の美しさを表現したくてそうさせたという話だけれど。

でも、臼杵の町並みを綺麗に撮ってくれており
よくよく考えると、なかなか深い映画なのかもしれないと
思わせられるところがすごいと思う。

宝生舞のお宝映像もあったりするし、
全国の皆さん、時間とお金の余裕があったら
是非観てくださいね。


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