概ね日刊？月曜倶楽部新聞

Ｉｔ's a wonderful ｄａｙ
トルネードまりの、のぽぽん日記

忘れたくないこととか、
どこにもぶつけられない気持ちって
日々にあふれてると思う。
そんな諸々のことや、
私の平凡な日常を
つづっていきたいと考えておりまする。

第008回

６月２３日（日）曇り

昨夜、職場の仲間たちと“まごち”釣りに出かけた。
魚といえば、ブリやカツオなどメジャーなものしか知らない私は、
初めて“まごち”という魚の名前を聞いたのだが、
聞くところによると、とても美味らしい。
そう聞いて、俄然やる気を出し、さぁ大漁に釣るぞ！
と意気込んでは見たものの、実は釣りをするのは初めてで、
投げ込むのにも一苦労。
釣りなんて、竿に糸とえさをつけて垂らしておけばいいものだと思っていたら大間違い。
魚によって針の大きさやえさの種類など換えてやらなければいけないのだ。
そして、一度海に投げ込まれた糸と針は、魚がかかるまでほとんど動かさない。
釣り人たちはこの間、何を考え、海や魚と対峙しているのだろうか。
私はじっとしていることができなくて、みんなで持ち寄ったケーキを食べたり、
歌を歌ったり、まるでピクニックに来ているようだった。
時々、かかったような動きをするのであげてみると海草だったり、
波で動いてただけだったりして、魚らしきものはなかなかかからない。
もっとじゃんじゃん釣れるなら、釣りも楽しいだろうけど、
こんなに何も釣れないとやっぱり退屈じゃない？
そう尋ねると、今回このまごち釣りに連れて来てくれた人は
そのゆったりとした時間が好きなんだそうだ。
さらに、「こんな時でもないとゆっくり空を見上げることなんてないでしょ。」と言う。
なるほど、見上げれば空には無数の星。流れ星も多いらしい。
結局、５人で4，5時間粘ったが、釣れたのは、アナゴとカサゴが一匹ずつ、計2匹。
私には釣りを心から楽しむほどの気持ちのゆとりはないが、
またしたいな、と思ったのは本当。
今度はもっといっぱい釣れるといいんだけど。
魚説明：http://www1.harenet.ne.jp/~seaman/SUB9.HTM

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