所謂日常日記
榎田信衛門「鯨のしっぽ」
本を読む、テレビを見る、
街を歩く、田舎を彷徨う、
物を喰らう・・。
日々の出来事の中で、
一瞬「海馬」に蓄積された記憶を
このページに綴っていこうと思う。

「海馬(hippocampus)」
大脳の古皮質に属する部位で、欲求・本能・自律神経または記憶に関する中枢器官。


第600回

8月1日の日常から・・

お馴染みJR九州で行く親子ミニ旅行。
昼過ぎ‥「水前寺」から「肥後大津」行きの普通電車に乗る。
肥後大津で豊肥本線の電化区間が終わるので、ここからは気動車でござい。
キハ147に揺られ、一路「立野」へ。
切符は立野までしか買っていなかったのだが、急遽子ども達に「スイッチバック」を解説したくなりそのまま乗り越し〜。
九州には3箇所存在するスイッチバックのひとつ。阿蘇外輪山を一気に駆け上がる豊肥本線最大の難所を「行ったり来たりの繰り返し」で登っていく。
しばらくすると進行方向右手に「数鹿流(すがる)の滝」がちょこっと見える。
ここからいよいよ阿蘇カルデラ内部に突入だ。
映画「日本沈没」で見事に吹っ飛んだ広大なエリアでござい‥笑。

「阿蘇駅」で下車。
阿蘇山頂行きも考えたけど、しょっちゅう行ってるもんで、今回はやめ。
阿蘇駅の近所を徒歩で散策することにした。
その前に‥7月22日から運行が開始された観光列車『あそ1962』の乗車券を購入。
帰りはこれに乗って行こうっと。(座席指定が必要です)

徒歩10分程度のところにある『西巌殿寺(古刹!)』に向かう。
残念ながら本堂は、数年前に火災で消失しているのだが、佇まいはなかなかである。
真夏の石段登りではあるが、木陰にそよぐ風が心地よいぞと。

しばらく拝観して、逆戻り。
今度は駅前の『夢の湯』へ。
やや白濁した湯であった。もちろんかけ流し。
結構熱い。最初は殆ど熱湯コマーシャル状態であった。
泉質良好。
さっぱりと汗を流して、さあいよいよ『あそ1962』でござい。
阿蘇坊中滞在時間90分。

『あそ1962』は1962年製のキハ58と、1965年製のキハ28を連結した2輛編成の観光列車。
外観は濃紺で統一。車内は木の風合いを配したレトロな雰囲気。液晶テレビからは「文明堂カステラ」など古典テレビCMがエンドレスで流れている。
なんと自転車も搭載可能。阿蘇巡りをマイ自転車で‥というのも宜しいかも。そのうちこれで阿蘇ポタリングでもしようかなっと。

車内では、客室乗務員の女性スタッフ(1名乗車)がキャンディを配ったり、子ども達にスタンプをしてくれたり、楽しい雰囲気を演出してくれる。
我が家の3才+6才は、大喜びであった。


『本日の1コマA』3才+6才(肥後大津行き普通電車)
『本日の1コマB』国鉄と言えばやっぱこれでしょ(キハ147)
『本日の1コマC』まなび地蔵(阿蘇駅近く)
『本日の1コマD』石段(西巌殿寺)
『本日の1コマE』阿蘇駅
『本日の1コマF』乗車券
『本日の1コマG』あそ1962入線
『本日の1コマH』ここでもレトロ(あそ1962)
『本日の1コマI』乗務員さんに撮ってもらいました
『本日の1コマJ』ここに自転車が置けます
『本日の1コマK』連結部分(あそ1962)
『本日の1コマL』スタンプを押してもらいました
『本日の1コマM』自転車積めます(あそ1962)

◆本日の一言NEWS・・「杜仲茶!!」
どこの店にもないぞ。爆発的なブームだなこりゃ。





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