所謂日常日記
榎田信衛門「鯨のしっぽ」
本を読む、テレビを見る、
街を歩く、田舎を彷徨う、
物を喰らう・・。
日々の出来事の中で、
一瞬「海馬」に蓄積された記憶を
このページに綴っていこうと思う。

「海馬(hippocampus)」
大脳の古皮質に属する部位で、欲求・本能・自律神経または記憶に関する中枢器官。


第527回

9月19日の日常から・・

人間のイメージというのは恐ろしいもので、
ここで書いた文章(と言うよりズバリ『愚痴』ね・・笑)をお読みになって
「FMCに一大事〜!」
「殿ご乱心〜!」
と大騒ぎなさる方がいらっしゃるようでござる。
いやぁ誠に申し訳ない・・。

地元リスナーさんは、現物を見てその実態を容易に推し量ることが出来るので、《文章のトーン》と《実際の雰囲気》とのギャップ、それに「割と毎日普通ですよ」と言う小生の涼しい顔によって、大騒ぎなさる方は・・いませんわねぇ。

楽屋裏的な話を書きますとね。
夜中、独りになった時に、まぁいろいろ考えるわけです。
そしてイメージ(むしろ妄想だな)を膨らませる。
特に人間関係とか、考え込むことが多いですね。
しかも総天然色ドラマ仕立てです。
元は台本屋ですから、他人に台詞をつけるのは簡単。
いろんな奴に、いろいろ語らせちゃいますよ・・笑。
でも殆どの場合、愉しい話は出て来ない。
むしろ自分を追い詰めるような妄想が続く。
過去のフラッシュバックのシーンはリアル!(実話だから当然か・・)
それが繰り返し繰り返し再生される。
最後は「もしもあの時こうしておけば良かったのになぁ・・」という『ifもしも』的な自省で終わるわけです。
概ね《ドヨ〜ん》と来ます。
その後、ここの文章を書いちゃう・・。(これがいけない!)
当然《鬱傾向な文章》になる。
そして、容易に実態を知り得ないどこかの人が、お読みになった後で感情を刺激される。
狙ってるわけじゃないんですけどねぇ。
ほんと申し訳ない。

私は職人気質の人間ですから、モノを作っていると、大抵《躁傾向》にあるのです。
そういう時に書いた文章は、結構キレ味良いはず。

顧みれば、6月が分岐点でしたね。
何がどう分岐点だったのかは、敢えて書きませんけど、自分的には相当ショックな出来事であった。
で、lunediの薄暗い広間(曇天&多湿続きの時期があったのよ)に独り佇む日々。
ここから《鬱傾向》になっていって、そして現在に至ると・・。
※ここまでの細か〜い総括は全て済んでおります。

で、9月ですよ。
何か変わったか?と言うと「基本的には何も変わりません・・」(プっ)
今回の引越しは大イベントですし、生活環境の変化ってのも確かにありますけれど、すぐ慣れます。・・と言うか、もう慣れました。

去る人あり、来る人あり・・。
かかるさびしさを塗りつぶして行く《来る人》の笑顔。
疲労が蓄積した身体も、本日、痛い出費を覚悟で挑んだ《全身徹底的マッサージフルコース》によって見事に揉み解され、驚く事に視力まで快復!
海底温泉で鋭気を養ったガメラの気分でござる。(話題の切り替えが強引だった?・・笑)

薄暗くて独りで何時間も軟禁されれば確実に《鬱》になる部屋も、機材だらけの新秘密基地に変貌を遂げました。
何時間居ても大丈夫!むしろ愉しくて仕方がないくらいでござる。

こうなると、膨らむイメージはどんどん前向きかつ明るいものに変わって参ります。
いろいろ構想が浮かんで来るぞと・・。

(追伸)しずくさん。留守中いろいろ作業をして頂いたそうで、ありがとうございました。


『本日の1コマ』さようなら旧スタジオ・・
『本日の1コマ』1F部分(スタジオがあった)
『本日の1コマ』1F(台所)
『本日の1コマ』1F(玄関)
『本日の1コマ』階段
『本日の1コマ』階段(2Fから)

◆本日の一言NEWS・・「全身揉まれた(局部除く)」
ディープなアジアンテイストが持つ怪しさ。堪能しました。




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