所謂日常日記
榎田信衛門「鯨のしっぽ」
本を読む、テレビを見る、
街を歩く、田舎を彷徨う、
物を喰らう・・。
日々の出来事の中で、
一瞬「海馬」に蓄積された記憶を
このページに綴っていこうと思う。

「海馬(hippocampus)」
大脳の古皮質に属する部位で、欲求・本能・自律神経または記憶に関する中枢器官。


第516回

9月4日の日常から・・

相変わらず続く引っ越し作業。
本日は圏外表示の携帯電話氏(今やスタッフ以上に有名なリスナー!)に加え、
水前寺裕子、大阪から卯月みそかも加わり、大荷物系を中心にエイヤっ!と移動。
ほかにも、台風接近前に屋根の上のディスコーンアンテナやらFM受信用3素子八木アンテナだのを下ろしておくべ!・・ということで久々の屋上作業をやったりした。

話が唐突に変わるけれど・・昨日のことである。
夕餉の材料を買いに車で移動中の出来事。
路上に介護用ベッド(電動のやつ)が廃棄してあるのを発見。
「使われなくなった理由は・・(不吉!)」
「でも使えそうだから貰っちゃおうか?・・(エコロジー?)」
てな会話を夫婦でやっていたら、シュコーーーン!と嫌〜な予感っぽいイメージが脳裏に走った。
「ん?なんだ今の・・・」と思ったが、大して気にせず食料品店へ・・。

そして今日。
夕方16時過ぎ。雨粒が落ちて来たので引っ越し作業を打切る。
直後、物凄い睡魔に襲われ、いつの間にか曝睡モード。
結局1時間くらい寝てたかな・・。(いつもと違う変な感じ・・台風接近の気圧低下の影響か?)

起されて、水前寺&みそかと30分ばかりお話して散会。
その後、ダイエーに買い物に行って、帰ってきたのが19時半。
オヤジに頼まれていた品物を持ってオヤジ玄関を開けたらビックリね。
何だか分からぬが、異臭に包まれたオヤジ玄関である。
そこにオヤジ(齢96)は、仰向けにぶっ倒れていた。

ギョ!としたら、仰向けのオヤジが言う「やっと来たか・・」
「はぁ?」
異様な親子の会話である。

(ここからは極めて不快な状況が語られていますので、食事前の方はご注意下さい)

事件現場など修羅場に慣れている私でなかったら、例えば嫁さんが第一発見者だったら、多分気絶してただろうな。
結構な修羅場であったよ。

以下状況説明。
灯りをつけると、玄関は吐瀉物&糞尿が飛び散り、そこに爺さんが1人ぶっ倒れているという異様な状況でござった。
声をかけると意識は概ね正常。
とりあえず救急講習通りに処置を行う。
「着替える」と言うので、汚物まみれの身体をかかえ、洗ってやり、着替えさせ、布団に寝かせた。
(お陰さまでこちらも汚物まみれでござる)

一応落ち着いたので、玄関やら何やらを清掃(というか洗浄)し、様子を見守る。
「明日病院に行くからいいよ」と急病人のくせに口数は減らないので「これなら大丈夫かなぁ」とも思ったが、大事をとって直ちに病院に行かせようということになった。

「起きれるか?」と聞くと「大丈夫」と答える。だが足腰がフラフラしておる。
そしてまた吐瀉。(というか吐血)
「だめだこりゃ」
我が家の車で移動することを断念し、直ちに119番に電話。
まもなく救急車到着。
近くの救急病院に搬送。

診察結果は『3日分の便秘&胃潰瘍っぽい?』という塩梅らしい。
便秘については脱糞でとりあえず解消。
胃については明日検査とのこと。
点滴してもらって今夜は入院。
ゲロが先か?クソが先か?・・それはよく分からないけれど、ともかく出るものが出たら落ち着いて来たようである。

ベッドの上で点滴を受けて横たわるオヤジ。
顔色が戻って来た。

しかし、この風景・・・・・。
なんだろう・・。

「あ、これだったんだ!」

・・昨日感じたイメージ。
ゲロゲロ!これって《デジャブー》ではないか!

帰宅は23時であった。(そんなわけでQICのアップが遅れました・・すまない)


◆本日の一言NEWS・・「救急車」
付き添いで乗ったのは初めて。観察しまくりであった・・笑。




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