所謂日常日記
榎田信衛門「鯨のしっぽ」 |
本を読む、テレビを見る、
街を歩く、田舎を彷徨う、
物を喰らう・・。
日々の出来事の中で、
一瞬「海馬」に蓄積された記憶を
このページに綴っていこうと思う。
「海馬(hippocampus)」
大脳の古皮質に属する部位で、欲求・本能・自律神経または記憶に関する中枢器官。
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第306回
１２月１日の日常から・・
師走ではあるが、本日の熊本地方の最高気温19.1度である。
これを《異常》と言わずして、何を《異常》と言おう。
間違い無く《異常》である。
おまけに大型の台風が日本列島をかすめて行ったりしておる。
《異常》である。間違い無い。
そんな異常な陽気に誘われて、
何ヶ月ぶりだろう・・
1人で飲みに出掛けた。
20時ちょい前。
下通をぶらつくが、これと言って行きたい気がする店がない。
新市街まで来て、ふとマクドナルドの２階席を見上げると、
レジオネラ高木とボツリヌス出口が談笑する姿が見えた。
誘ってやろうかとも考えたが、
「いや！今夜は絶対１人でダンディーに飲むのだ！」と自分に言い聞かせ、
とりあえず斜向かいの『ベスト電器』に入った。
特に買い物は無いので、単にトイレを利用しただけ。
※利尿効果抜群のコントレックスがぶ飲みのせいである。
結局、飲み放題系のチープな店に入る。
入ったら、若者グループのカラオケ攻撃の嵐であった。
「こりゃたまらん！」ということで、
怒涛の水割り(W)連続10杯一気飲み攻撃を敢行して早々に店を出た。
景気が悪くなって、遊び上手が激減している。
で、店の方もそんな遊び下手に軸足を移しちゃってるもんだがら、
まぁ、ろくな店はないわな。
その後、悪友お勧めの店へ・・。
とりあえず、ネエちゃん達はびっくりするほど可愛いの揃いであった。
かと言って、わたしゃズバリ『一見さん』である。
『裏を返す』気もさらさらないので、
《オネスティ》と《人間の証明のテーマ》という２大超得意曲を唸り、
ネエちゃん達のハートをワシ掴みにして(笑)、
タッチ＆ゴー方式で店を後にした。
ああつまんない夜だった。
これならレジオネラ高木とボツリヌス出口を誘って
焼き鳥屋にでも行けばよかった。
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