所謂日常日記
榎田信衛門「鯨のしっぽ」
本を読む、テレビを見る、
街を歩く、田舎を彷徨う、
物を喰らう・・。
日々の出来事の中で、
一瞬「海馬」に蓄積された記憶を
このページに綴っていこうと思う。

「海馬(hippocampus)」
大脳の古皮質に属する部位で、欲求・本能・自律神経または記憶に関する中枢器官。


第290回

10月5日の日常から・・

『日本映画学校』のロケ隊(20人くらい)が熊本ロケを敢行中。

夕方から熊本新港でナイトシーンを撮るというので、
レジオネラ高木、ボツリヌス出口、SARS黒田、私、
それに湖東カレッジ2年の森くんとその弟さん、1年の浦川くんを
加えた総勢7人で応援に出掛けた。

テレビの現場と映画の現場とでは、
いろんなところに違いがあるものなので、
そこら辺をうちの若手に実感してもらおうというのが狙いなのであった。

とは言うものの、単に見学させて貰おうというわけではなく、
ばっちりエキストラとして写ってしまおう!という特典付きである。

かく言うあっしも、不良っぽいダボダボTシャツに着替えさせられ、
カメラの前に立たせられた。
役柄は?・・・柄の悪い肥後ヤンキーでぇーーーーす!

乱闘寸前の緊迫したシーンなのだ。

「よーーーい!スタァーーーーート!!」の掛け声に続けて・・

「なんかこらぁキサン!うっ殺すどぉーー!」
「なむんなよゴラぁーー!!」などの罵声を上げつつ
猛然と主役3人に向かっていくのであった。

「クァット!!」

「ふぅ・・(大声で喉が痛い)」

こんなのが6時間ばかり続いた。

途中、レジオネラ高木が車のバッテリーを上げてしまい、
遅れて見学に来ていた水前寺裕子(近所なのだ)の友人宅から
ブースターケーブルを持ってきて貰うなどのアクシデントがあったが、
予定していた午前零時半の上がりには辛くも間に合った。

学生とは言え、動きは機敏だし、挨拶とかもきちんとしている。
何より、撮影班、照明班、音声班、美術班、制作班などなど・・
チームワークも大したものであった。
うちの若手にとって、参加して得るものは大きかったと思う。

てなわけで、FMC軍団も多少写っていると思われる今回の作品
タイトルは『ホテル・ウォータームーン』・・。

日本映画学校主催での上映会が首都圏でもあると思うけれど、
機会があったら見てね。
あ、熊本ではDenkikanで上映されるらしい。
某テレビ局でのオンエアも予定されているとのことなので、
熊本の人は見てね。



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