所謂日常日記
榎田信衛門「鯨のしっぽ」
本を読む、テレビを見る、
街を歩く、田舎を彷徨う、
物を喰らう・・。
日々の出来事の中で、
一瞬「海馬」に蓄積された記憶を
このページに綴っていこうと思う。

「海馬(hippocampus)」
大脳の古皮質に属する部位で、欲求・本能・自律神経または記憶に関する中枢器官。


第279回

9月6日の日常から・・

関東近辺で「毒蛾」が大発生しちょるらしい。
いつもと違う気候のせいなんじゃろうけど、
毒蛾は始末に悪いから大変だろうのぅ。

特に幼虫が酷い。
脱皮した後の皮についた毒毛が風に漂って
被害を及ぼす。猛烈な痒さである。(経験済み)

ちなみにこちら熊本でも、
何と言う種類なのか分からぬが、
ミニサイズ(体長約1cm)の蛾が大発生しちょる。

夜、コンビニに出かけると、窓にビッシリ集まっておる。
さっき「ほか弁」に出掛けたら、
そこでもワンワン乱舞しておった。

こんな時も「一体この蛾は何という種類であろう?」という
疑問というか好奇心が沸いて来るのである。
しかも最も苦手な生き物である「蛾」なのにである。

六本木の裏道で身長2m近くの黒人2人と喧嘩して一歩も怯まず、
2人とも冷たい道路に沈めるほどの私である。

しかし、蛾はダメだ。恐い。気持ち悪い〜!
例え正義の味方でも「モスラ」は嫌いだ。
全くの言い掛かりだが『モスバーガー』も苦手だ。

けれども、好奇心には勝てない。
「日本蛾類学会」だの「Digital Box of Moths」だののサイトを探訪する。
最もキショイと思う「クスサン」だの「オオミズアオ」だのの
写真に身震いしながらも検索を続ける勉強熱心な私なのだ。

だが、結局わからんかった。

ああ、蛾が目に焼き付いてしまった。
今夜は、うなされそうである。



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