所謂日常日記
榎田信衛門「鯨のしっぽ」
本を読む、テレビを見る、
街を歩く、田舎を彷徨う、
物を喰らう・・。
日々の出来事の中で、
一瞬「海馬」に蓄積された記憶を
このページに綴っていこうと思う。

「海馬(hippocampus)」
大脳の古皮質に属する部位で、欲求・本能・自律神経または記憶に関する中枢器官。


第278回

9月4日の日常から・・

昨日、尾田先生の居所が分からないと書いたところ、
リスナーさんから耳寄り情報が届いた。

「今、音楽スタジオを経営されてます」
というもの・・。

頂いた情報は間違い無いだろう。尾田先生である。
しかも意外や意外!近所であった。(笑)
近日中に伺うことに致そう。

それにしても、ネットの底力と言うべきか。
思わぬところで威力を発揮してくれる。
ありがたいねぇ・・。

ちなみに尾田先生については、『聴かせてやんない!』の中で
数ページに渡って書いておるのだが、
私が放送職人になるきっかけとなった《インパクト恩師》である。

熊本市立白川中学の「生徒会独立機関放送局(つまり放送部)」の
顧問で、社会科教師であった。

(エピソード1)
この先生は、マツダの『ルーチェ』に乗っていたが、
こないだ白のルーチェを買ったばかりなのに、
ふと見れば緑のルーチェに変っている。
「先生。塗り換えたんですか?」
「買い換えたんですな。新車は3ヶ月以内に売れば査定がいいですな」
なんと3ヶ月毎に新車に乗り換える教師であった。

(エピソード2)
ある日、テストの監督で尾田先生がやって来た。
手にはSONYのラジオ『ワールドゾーン32(当時32万円)』
ぶら下がっていた。
「皆さんはテストをどうぞ。私はラジオを聴きますな」
そう言ってイヤホンを差し込み、ワッチし始めた。
我々BCL少年にとっては、テストより『ワールドゾーン32』の実物が
目の前にあることの方に気を奪われて、ちっとも落ち着かない。
ちなみにこの日は今にも雨が降り出しそうな曇り空。
「蛍光灯はノイズが出ますな」
そう言って、教室の照明を全部消してしまった。
当然、教室は薄暗くなり、テスト用紙が見え辛くなった。
唖然とする3年1組であった。

他にも沢山エピソードがあるのだが、
ま、こち亀の絵崎教授をイメージしてくれればよかろう。
わたしゃこの先生の影響で、この商売をやっちょるのだよ。(笑)

また機会があれば、尾田先生話を書いてみようかの。

あ、『聴かせてやんない!』ビデオCM(事件報道編)の編集が
順調に遅れております。
使用ソフトとPCの相性が劣悪で、フリーズしまくりなのよ。
やっぱそろそろ買い替えだなぁ。(ソフトの方ね)



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