所謂日常日記
榎田信衛門「鯨のしっぽ」
本を読む、テレビを見る、
街を歩く、田舎を彷徨う、
物を喰らう・・。
日々の出来事の中で、
一瞬「海馬」に蓄積された記憶を
このページに綴っていこうと思う。

「海馬(hippocampus)」
大脳の古皮質に属する部位で、欲求・本能・自律神経または記憶に関する中枢器官。


第234回

5月23日の日常から・・

うちの赤てん由華里もモノを知らんことにかけては
まさに超人的であるが、
近頃の報道マン(特にテレビ屋)にも
モノを知らん奴が多いようである。

そう目くじらを立てることでは無いが・・
ま、一言居士だから言っておこう。


■その1。
ハウステンボス応援ということで、
〜オランダ政府が《列車》を贈った〜
というニュース。(福岡発)

「ほほう列車ね。JR長崎本線か・・」と思ったら、
長崎市電のラッピング車輌であった。

どこが《列車》じゃい!《電車1輛》と言わんかい!

※尚、首都圏メディアでは、田舎のディーゼルカーも《電車》
 と言うことが多い。馬鹿たれ!《気動車》と呼べ!!


■その2。
〜地元の子供達がシーカヤック(カヌーみたいな小舟)に挑戦〜
というニュース。(熊本発)
「子供達は《○隻》のシーカヤックに分乗して・・」
というコメントがあった。

厳密な分類ではない。
しかし・・
あげな小舟は《艘(そう)》やろ!
《隻》はもっと大きな船のことじゃい。


■その3。
〜この《戦闘機》には爆弾が・・〜
という特番ナレーション。(東京発)

「・・それ『FA−18』だっぴゃ」

Fは「ファイター(戦闘機)」の略号ね。
Aは「アタッカー(攻撃機)」の略号ね。
ちなみにBは「ボンバー(爆撃機)」の略号ね。

《戦闘攻撃機》と言わんかい!


世間一般では、どうでも良い事ではある。

・・ちなみに上記3項目は、全てANB系列で見つけたぞと。


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