所謂日常日記
榎田信衛門「鯨のしっぽ」
本を読む、テレビを見る、
街を歩く、田舎を彷徨う、
物を喰らう・・。
日々の出来事の中で、
一瞬「海馬」に蓄積された記憶を
このページに綴っていこうと思う。

「海馬(hippocampus)」
大脳の古皮質に属する部位で、欲求・本能・自律神経または記憶に関する中枢器官。


第228回

5月12日の日常から・・

授業の帰り、小腹が空いたので、どこかでラーメンを喰おうと思い
「近いのは大将軍だけど、こないだ行ったばかりだしなー」
「他の幾つかの店は、この時間は休憩中だなー」
などとブツブツ言いつつチャリを走らせていると
熊大医学部辺りに出た。

「あ、呑龍があったな・・4年ばかり喰ってないな」
と思い、路地裏の有名店に向かった。

実は、前回(4年前)は、ここの大盛り具合&大味に閉口して
「こりゃ俺には合わんわ〜」と思った店なのね。
で、4年経ったら、いろんなサイトで「美味しかったぞ」という
書き込みなんぞを見たりしたので、
もう一度騙されてみようという気になってしまったのだよ。

店内に入る。
客は多いがなんだか活気が無い。
ラーメン(650円)を注文する。
返事が無い。

とりあえずカウンター越しにオヤジの調理姿を凝視する。
ん?・・丼に入れるタレの量が一発で決まらない。
迷いが見られる。

茹でている麺を上げ始めた。
湯切りをする。
かと思ったら再び湯の中へ。
変った茹で方だ。(それとも迷いなのか)

盛り付け。
まだ麺上げの途中だというのに、横の店員がネギを入れ始める。
連係プレイがなってない。
しかも、小振りの丼に無理矢理大盛りにするのでスープや具材が
必ずこぼれる。
それ受けるために金属製の皿を敷いて客に出す。
見ればスープやネギがタプンタプン。(もったいねー)

茹で豚は肉厚で旨い。
しかし醤油白湯スープが非力であるためバランスが悪い。
太麺との相性最悪。
きくらげの変化球なのか「ひじき」がなんだかな〜

というわけで、あっしにはここのラーメン合わんかったわ。
※営業妨害するつもりはない。客としての感想を述べただけである。
 お好きな人はジャンジャン喰ってくれ。

30年ほど前、確か九学通りにも『呑龍』ってあったはず。
白湯ラーメンオンリーの時代に、正統派清湯醤油ラーメンを
出していた意欲的な店で、何度も出前を取った記憶がある。
百式重爆撃機と同じ名前だったので記憶に間違いは無い。
あの店が懐かしく思えた。


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