所謂日常日記
榎田信衛門「鯨のしっぽ」
本を読む、テレビを見る、
街を歩く、田舎を彷徨う、
物を喰らう・・。
日々の出来事の中で、
一瞬「海馬」に蓄積された記憶を
このページに綴っていこうと思う。

「海馬(hippocampus)」
大脳の古皮質に属する部位で、欲求・本能・自律神経または記憶に関する中枢器官。


第207回

3月19日の日常から・・

朝8時頃、フィラリア井元からメール。
「今から分娩室に入る」とのこと。

9時過ぎ、楓を乗せた親子チャリにて産院へ。
病室(個室)に入る。※当然、誰もいない。
楓をみてないといけないので、今回は立ち会えそうにない。
ちなみに前回(楓が生まれた時)は、立ち会ったのよ。

男の非力さを否応無しに痛感されるイベントであるな
出産って。
せいぜい手を握って「頑張れ!」と
声をかけることぐらいしか出来ない。

さて今回は《ただ待つだけ》である。
情報も大して入って来ない。
個室の中で楓と2人、テレビを眺めて過ごす。
かえって精神的に疲れた。

昼前、産院の近くの『金太郎弁当』で
名物の日替わり弁当『金太郎弁当(\400-)』を購入。

久しぶりに買ったが、このクオリティの高さは何なのだろう。
400円でおかずが10品以上だぜ。
ちなみに本日は、
鶏唐揚(うまい!!)、鯖塩焼、きんぴらごぼう、
法蓮草サラダ、玉子焼き、竹輪の煮物、いんげんの煮物、
かぼちゃの煮物、おから、ひじきの煮物、漬物などである。
※11時半を過ぎる頃から行列になる可能性あり。

病室でこの弁当を食し、
「ワイドスクランブル」「恵美子のおしゃべりクッキング」
「徹子の部屋」「ザ・ワイド」を見る。

まだ生まれない。

午後3時頃、分娩室から内線電話でF井元が、
「まだ生まれぬ、ん?あ痛ったた・・はじまった、電話切るよ」と
言い残して電話が切れる。

何やらあっしの声を聞いた途端、
陣痛がボリュームアップしたらしい。
※あっしの声にはこういう御利益があるらしい。(笑)

で、午後4時19分、生まれた。
「体重2994グラム、元気な男の子ですよ!」
分娩室から看護士殿が内線電話で伝えてくれた。

しばらくして、病室で初対面。
「こんにちは。私が貴方の父親です。宜しくお願いします」

ちっこいのぅ。
3才の楓がえらく大きく見える。

「こんにちは〜!お姉ちゃんだよ〜」てなことを言いつつ、
楓も人生初の赤ちゃんだっこに挑戦。
(勿論、私と看護士殿の介助付きだが)
面白いもんで、もうお姉さんぶっている。

てなわけで、本日我が家に新人が1名加わった。
ちょっと「ほっ」とした。
疲れた。

でも一番疲れたのはお母さん(F井元)だな。
本当にお疲れさま。


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