所謂日常日記
榎田信衛門「鯨のしっぽ」
本を読む、テレビを見る、
街を歩く、田舎を彷徨う、
物を喰らう・・。
日々の出来事の中で、
一瞬「海馬」に蓄積された記憶を
このページに綴っていこうと思う。

「海馬(hippocampus)」
大脳の古皮質に属する部位で、欲求・本能・自律神経または記憶に関する中枢器官。


第198回

2月26日の日常から・・

「おんせーん!おんせーん」と娘が言うので、
山鹿のちょい先にある『熊入温泉家族湯』に出掛けた。

ここは、ちょくちょく利用させてもらっておる。
建物はやや古めだが、掃除は行き届いておるし、
何より料金が安いので非常に宜しい。
※泉質も良好。当然湯舟は「かけ流し」である。

ちなみに我が家の湯舟は「深くて狭い」タイル風呂である。
娘もかなり大きくなってきたので、
一緒に入ると「やや窮屈」かな・・。
てなわけで家族湯というのは手頃で宜しいのよ。

風呂上がり、山鹿の中心部(?)にある『山鹿温泉プラザファイブ』に立ち寄った。
ここは銭湯(温泉)と、商店街、土産物屋などが合体した複合施設で、
熊入に行った帰りには大抵立ち寄る場所である。

本日は、ここのスーパーで夕餉の食材を購入。
ん?何やらイベントのポスターが・・。
『昭和映画黄金時代/栄光のスター写真・ポスター展』とある。
しかも入場無料!行かねば!!(3Fへ・・)

会場に入ると、ところ狭しとポスター(多分複写)が並んでおる。
殆ど日活アクション物であるが、レトロな感じがなかなか宜しい。
スチールも沢山展示してあったが、
これまでは「単なる映画の副産物」くらいにしか思っていなかった
スチールなんだけど、こうして見ると1枚1枚に魂が宿っていて、
映画産業が熱かった時代の波動みたいなものが伝わってくる。
なかなか良い展示会であった。

うーん・・映画産業が熱かった時代か・・。
ちょいと訳があって、昨日から『若大将シリーズ』のVTRを観ておるのよ。
『銀座の若大将』『海の若大将』『エレキの若大将』を連発で観た。

いやー「勢い」だね。
もし今、同じノリでこういう映画を撮ったとしたら、
それは完全にタコなギャグにしかならないわけだが、
そういうノリで18本も撮ってしまう当時の東宝の勢いと
それを真摯に受け止めてしまう観客の正直さが凄い!

こんど18本全部揃えようっと!(笑)
※分かる人だけに業務連絡・・「正解は海の若大将でした」


『今日の1コマ…A』山鹿温泉プラザファイブにて・・(モノクロ)。

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