所謂日常日記
榎田信衛門「鯨のしっぽ」
本を読む、テレビを見る、
街を歩く、田舎を彷徨う、
物を喰らう・・。
日々の出来事の中で、
一瞬「海馬」に蓄積された記憶を
このページに綴っていこうと思う。

「海馬(hippocampus)」
大脳の古皮質に属する部位で、欲求・本能・自律神経または記憶に関する中枢器官。


第192回

2月12日の日常から・・

報道によると、
年老いた宮本武蔵が隠ったということで
ちょっと知られている
金峰山の「霊厳堂」近くの遊歩道が荒れ放題とのこと。
そう言えば随分前からミニつり橋も通行止めだったな。

せっかくの「武蔵ブーム」なのに、あな勿体無い。
ということなのだろう。

しかし、実際あの遊歩道を通る人ってどれだけいるかいなぁ。
アップダウン厳しいからなぁ、年寄りにはきつかろう。

その前にだ・・。
「武蔵ブーム」はいい。勝手にやってくれ。
しかしだ。
《武蔵=熊本》という感覚を持ってるのって、
熊本人ぐらいなもんじゃなかろーか。
「巌流島」の方が何倍も有名じゃろー。

数年前『漱石博』という得体の知れんイベントが
熊本市で挙行されたが、
漱石だって《=熊本》というのは如何なものか。
「我が輩通り」なんて「E電」並みの無理矢理ネーミングだべ。
遺るか?
ま、いいけどね。

武蔵に戻るけど、
大河ドラマで熊本が舞台になるのって何月だ?
11月くらいじゃねーの?
次の大河(ちなみに三谷幸喜作の新撰組!)が
話題にのぼる頃じゃねーのかな。
あっと言う間に「小林幸子の装置(衣装)」に話題が吸い取られるぞ。

唐突だけど・・・。
「男子ハンドボール世界大会」のひゅう太は今?
「ひのくに未来国体」は何を遺しただろうか?
「赤い悪魔」からつながるキーワードは?
「技能五輪」の記憶はあるか?※俺は無い…笑。

大体、今頃ストリートミュジシャンに触手を伸ばす新聞社も
どうかしてるし、
若者を牽引するムーブメントを何ら生み出せずにいる電波メディアも
何じゃろな・・である。

果たして、熊本っつうところで、
後に遺るイベントやブームがあっただろうか?
深く思考せず、ただ打算的にやっちまった「捨て金催事」が
やたらと目立つ。
ろくなプロデューサーがいない証拠だな。

濃密な地縁血縁で構成される「肥後國媒体絵図」ではねぇ・・。
自民党守旧派で構成されたギルドみたいなもんだしな。
ま、期待するだけ損である。

ふぅ。悪口言ってすっきりした。(笑)

いやね、遺るブームなら遊歩道とミニつり橋の修繕も良し。
でも、遺るかねえ?
喜ぶのはNHKの事業部か何かくらいじゃねぇのかな。


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