所謂日常日記
榎田信衛門「鯨のしっぽ」
本を読む、テレビを見る、
街を歩く、田舎を彷徨う、
物を喰らう・・。
日々の出来事の中で、
一瞬「海馬」に蓄積された記憶を
このページに綴っていこうと思う。

「海馬(hippocampus)」
大脳の古皮質に属する部位で、欲求・本能・自律神経または記憶に関する中枢器官。


第128回

10月9日の日常から・・

8日の午後から『七城リバーサイドパーク』へ・・。
うちの爺さん(94)を温泉に連れてってやろうという企画。
ここには岩風呂付のコテージが幾つかあって、
しかも5人用で1棟1万円という安さが魅力。それに綺麗。
なんたって24時間いつでも気兼ねなく入浴できるのもいい。
近所の「七城メロンドーム」で新鮮な食材が買えるし、
殆ど手ぶらで出掛けることができる。
ここの利用は今回で3度目。

さてさて夕食タイム。
今回は、特製焼きソバ、焼き鳥、ササミの湯引き、トマトサラダ
などを並べてささやかな晩餐。
見事にアットホームな感じである。
94才の爺いも。3才の娘も見事にノリノリ!

夕餉を終えて暫く落ち着いてからコテージの2階で就寝。
でも結構冷えたなぁ・・。(気温が低かったので・・)
寒さで目覚めると・・
ん?・・なんだか胃袋が《膨満感》で気持ち悪いぞと。
寝る前に食ったカップ麺が消化不良の原因らしい。

胃薬が無かったので《膨満感》を解消できないまま、
浅い眠りで夜明けを迎えた。

朝飯は、七城町の地元婦人会が作っている手作り納豆がおかず。
この納豆・・豆もデカいが、旨味も凄い。
お気に入りの逸品。

朝10時ジャストにチェックアウト。
帰り道、菊池の『竜門ダム』見物。
まぁデカい建造物だわな。
貸切バスが何台か来ておったが、中身は皆「年寄り」であった。
これほど平均年齢が高い景勝地も珍しい・・と思った。

正午に帰宅。
昼食を済ませて、久しぶりに「ポタリング」・・。
本日は、健軍を経て熊本空港近くまでぶらぶら。
途中、ソソる廃屋(アパート)を発見。いい感じの写真が撮れた。

夕方、現在制作中の『別冊シネギャン』という特別番組(近日放送予定)の
取材で、映画大好きのOLさんにインタビュー。
場所は、子飼商店街の「TAO CAFE」・・。

実は、わたくし個人としては、
喫茶店とかカフェの類いが《落ち着かない物》の1つでござんして、
小汚い定食屋とか脂ぎった居酒屋なんかは、
「アルファ波」が出る程、わたくし的にはピッタリフィットなんだが、
特に初めて入る喫茶店とかって、無意味に緊張しちゃうのである。
今回も当然落ち着かないParaTの図である。

そこに現れたOLさんがまた綺麗な人であった!
心拍数は当然《ウナギのぼり》である。

「あ、あ、ど、どぉーも。お、お忙しいところ、わざわざすみまっしぇん」
声が上擦るParaTの図である。

しかも店内が何だか暑い。
汗がにじむ。

でもまぁ、デンスケ回し始めると落ち着いてしまう「職業病」のお陰で
助かった。

しかし、あっしなんかより聞き上手ときたもんだ。(笑)
インタビュー自体は7分間だったけど、
結局小1時間話し込んでしまっただよ。

いやぁ、本日は変化満点!充実した1日であった。


『今日の1コマ』 七城リバーサイドパーク。深夜、家族風呂棟をスローシャッターで撮影。
『オマケの1コマ』 帰りに立ち寄った竜門ダムです。家族3世代が収まっております。


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