所謂日常日記
榎田信衛門「鯨のしっぽ」
本を読む、テレビを見る、
街を歩く、田舎を彷徨う、
物を喰らう・・。
日々の出来事の中で、
一瞬「海馬」に蓄積された記憶を
このページに綴っていこうと思う。

「海馬(hippocampus)」
大脳の古皮質に属する部位で、欲求・本能・自律神経または記憶に関する中枢器官。


第077回

8月9日の日常から・・

エアコンが壊れた故、暑い。
たまらん。

ところで、さっきまでRKKでやってた『太陽の帝国』(字幕スーパー)なんぞを
見てしまったので、書き込むのが遅くなってしまった。
スピルバーグの無駄に長い戦争映画ね。

ちなみにKABは『ファッションヘルス物語』であった。
この局に教育観というものは欠片も無いんじゃろーな。

さてさて『太陽の帝国』である。
公開時、劇場で見損ねた上に、ビデオも見て無かったので
今回が初見である。

脇役のジョン・マルコビッチが胡散臭くて、
非常にいい味を出しておるのだが、
総括すれば《中途半端なファンタジー》って感じであった。

まぁねぇ、映画雑談番組『シネギャン』の初代パーソナリティとしてはだ。
いろいろと緻密な論評を加えたい部分は数あるが・・。

うーん。土台からひっくり返すようで誠に申し訳ないんだけど、
(特に、見て感動しちゃった!という人には誠に申し訳ないが)
物語の重要なアイテムとして登場するのが戦闘機『零戦』なんだけどね・・。
かーなり、ムフフなわけよ。

いやいや、それが妙な複製品(ベースはやはり「T-6テキサン」かのぅ?)だとか
という問題ではない。むしろ複製品にしては努力の後は見られたぞ。

ではムフフなわけを種明かし。

この作品に登場する「日本軍」ってさぁ、全員《帝国陸軍》なわけ。
(配役は、伊武雅刀、ガッツ石松、山田隆夫など)

おいおい!ざけんじゃねーよ。
『零戦』は《帝国海軍》の艦上戦闘機だべさ。
根本から考証が大間違いじゃねーかよぉ。
(例外的に戦争末期に陸海軍合同というのがあるが・・でもねぇ・・)

スピルバーグ・・まったく無茶する監督だぜ。
でも、スピルバーグだから、ま、いいか。(笑)


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