所謂日常日記
榎田信衛門「鯨のしっぽ」
本を読む、テレビを見る、
街を歩く、田舎を彷徨う、
物を喰らう・・。
日々の出来事の中で、
一瞬「海馬」に蓄積された記憶を
このページに綴っていこうと思う。

「海馬(hippocampus)」
大脳の古皮質に属する部位で、欲求・本能・自律神経または記憶に関する中枢器官。


第067回

7月19日の日常から・・

痒い。

足首を包帯グルグル巻きにしている。
大きな傷が出来ているとかそんなのではなく、
掻きむしらないための保護具として包帯グルグル巻きなのである。
当然、異様な肌状況を露出させたくないという意図も働いている。

現在、長期連用は副作用バッチリ!(らしい)『アンテベート軟膏』とやら
を塗って凌いでおる。

ちなみにアンテベート軟膏のラベルの横には
《劇》という小さい文字が付記されておる。

普通、「劇・○○○○○」と表記すればだ、
大抵、お芝居とかを意味するわいな。

しかし『劇・アンテベート軟膏』である・・・。

やや?・・
なんだかアングラチックな小劇場芝居みたいじゃないか。
ちょっと面白そうだぞ。
入場料800円くらいなら観てもいいかな?・・。
んなこたぁない。(byタモリ)

それにしてもノミの痒さは天下一品である。

タイ国の片田舎で、僅か数分のうちに数百ケ所を蚊に刺される!!
という悪夢のような経験を持つ私である。

風呂上がり直後にコタツで寝入ってしまい、
起きたら股間が《蒸れ過ぎ》て「いんきんタムシ」にかかる!!
という衝撃経験を持つ私である。

言わば「痒みのエキスパート」・・それが私だ。

断言する!!
ノミが最も痒い!!

完全にノミ勢力を鎮圧したものの、
既に刺されている箇所(しかも多数!!)の「ぶり返し」の痒みときたら、
刺された直後の何倍も痒い。
しかも掻いたら掻いたで、その後はさらに痒くなるというオマケつき。
実に始末が悪い。

お陰で、仕事の能率が極端に低下している。
あまりに痒いため、思考回路がまともに働かない。
頭脳労働者にとって、まさに最悪の展開である。

商売がたきの仕事場に、ノミを大量にバラ撒けば、
これはもう立派な生物兵器と成りうる。

実際、旧日本軍も真剣に考えていたらしい。
ペスト菌に感染したノミを、
有田焼の窯元に作らせた砲弾型陶製容器に入れ、
それを空中から落とすのか?
それとも大砲でぶっ放すのか知らないが、
ともかくそうやって敵勢力にダメージを与えようとした記録がある。
企画自体が実にマンガだな。
こんなマンガな戦術を考える程度だから、戦に負けちゃうわけだ。
とは言え「痒さ攻撃」っつうことで言えば、
結構、理に叶っているものかもしんない。

それにしても痒い・・。

今夜は、サイトを1つアップしようかと思っておったが、
とても仕事が手に付かないので、お休みとさせて頂こう。
でも、睡眠導入剤でも飲まんと寝られんなこれは・・。


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