所謂日常日記
榎田信衛門「鯨のしっぽ」
本を読む、テレビを見る、
街を歩く、田舎を彷徨う、
物を喰らう・・。
日々の出来事の中で、
一瞬「海馬」に蓄積された記憶を
このページに綴っていこうと思う。

「海馬(hippocampus)」
大脳の古皮質に属する部位で、欲求・本能・自律神経または記憶に関する中枢器官。


第064回

7月7日の日常から・・

『QIC』の収録後、『日刊FMC日曜版』の収録。
その後は、水前寺の『サニー』で買い出しをして、
午後6時過ぎから「宴会」じゃ。(大した宴会ではないが・・)

プッタネスカ未由紀、ボンバー陽子、フィラリア井元、それに楓。
途中から変なやつ江森・バッコン岩崎夫妻も加わり、
テレ朝系で放送していた『決定アニメ人気キャラ…100選』とやらを
見ながら、いろいろと勝手な論評を加えつつ盛り上がった。

その後は、ボンバー陽子・フィラリア井元・楓と4人でカラオケへ。
今、制作中の『謎の自己満足系エンタメTV番組』の予習で、
怪し気な歌の練習をする。(全てはまだ内緒なのだ)

帰ってきたら、今夜はあんまり食べていなかったことに気付き、
自転車でコンビニに出かける。(安物のミニパスタを購入)


・・ところで今、ハマっているものがある。

実は《茶の湯》である。(茶道ではないぞよ。茶の湯・・)

『新辞林』によると・・

【茶道】とは
茶の湯の道。鎌倉時代、禅宗の寺院において定めた喫茶の礼に始まり、
民間に広まって、茶室や道具類が整うとともに精神面が強調されるようになった。
村田珠光・武野紹鴎らを経て、千利休が侘茶(わびちや)として大成。
茶の湯。さどう。

とある。

【茶の湯】は・・
(1)茶会。
(2)茶道(ちやどう)。

とある。あらら、あんまり「差」が無いねぇ。

でもね。これでも武芸など、いろいろかじってる私としてはね、
「道」というもの以前に、「茶の湯」という響きの中に、
奥の深さというか、大きな広がり感というか、
そんなものを感じちゃったりするのよ。

深い緑色。腕(わん)の中でのコントラスト。立ち上る湯気・・。
なんとなく「宇宙的な世界観」みたいなものを感じる。

茶碗の中で揺らぐ緑色を見つめていると、
昔、多くの武将が茶の湯に群がったというのが、
なんとなく納得いったりするのである。

とは言え、わたしゃ、他人が決めた作法に縛られるのは大嫌い。
要は《無礼》が無ければ「道徳」として問題無いわけで、

・・こういう茶碗が好きだ。
・・こういう風に飲むのが好きだ。
・・どうだい?旨いかい?

それでいいと思うのよ。

たかが粉末の茶を湯で溶いただけのインスタント緑茶である。
虚飾を凝らすことの方がむしろ滑稽である。

極めて気楽に、自由自在・・
腕(わん)の中で自分の世界観を探究する酔狂・・否、「粋」。
それこそ本格的な『大侘(おおわび)』なんじゃないの?
・・と思ったりする。

手前勝手流・・全然構わないと私は思うのよ。

だからアホらしくて高級嗜好に成り下がった「茶道」なんか
習うつもりはさらさらない。
でも茶の湯は好きなのだ。(文句があるならかかって来い!)


(余談だけど)
本日7日付のプッタネスカ未由紀嬢の日記に出てくる「ニセ冷奴」は、
お気に入りのバー『BLUE』のマスター宮本佳子さんに
教わったものなのよ。私のはコピー版ね。(笑)


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