所謂日常日記
榎田信衛門「鯨のしっぽ」
本を読む、テレビを見る、
街を歩く、田舎を彷徨う、
物を喰らう・・。
日々の出来事の中で、
一瞬「海馬」に蓄積された記憶を
このページに綴っていこうと思う。

「海馬(hippocampus)」
大脳の古皮質に属する部位で、欲求・本能・自律神経または記憶に関する中枢器官。

第042回

6月2日の日常から・・

例によって午後から『QIC』の収録。

本日は、何だか皆様都合がつかない御様子で、
プッタネスカ未由紀と2人っきりでの収録。

いつもはギャラリー的に誰かアシスタントがいるんだけど、
それが居ないと音響的に違和感を感じてしまうね。
以前は、それが当たり前だったんだけど、
《慣れ》というものは恐ろしいものだったりする。

とか何とか言いつつ、
いつものように収録をこなして、後片付けなんかしながら、

「暇?」
「6時くらいまでなら・・」
「じゃ、ちょいと出掛けましょうか・・」
「はーい」

てな具合で、ちょっとした調べものと打合せを兼ねて
上通りに出掛けることになった。

丁度いい頃合いで市営バスが来たのでそれに乗る。

10分とかからずに水道町で下車。
支払いはアナル島田から接収した《キティちゃんTo熊カード》。
そこから徒歩でトボトボ歩くQIC組。

パトリオット理佳がバイトしていた『さくらさくら』の前を通る。
うーん、物凄いスプレー落書きの列・・。

常識人プッタネスカ未由紀曰く、
「何が楽しくてこんな落書きするんでしょうね」
こげなタチの悪い落書きは、市民の支持を得る事は無い。

不愉快な落書き通りを抜けて上通りアーケードへ・・。
入った店は元祖アジア風カフェ『シャンカールG』。
思えば、天竺堂氏の結婚パーティで不覚にも冷水をかぶって以来である。
なんだかご無沙汰もここまで来ると初心者みたいな感じである。

メニューを見れば、随分品数が増えているような気がしたぞ。

「私、チャイラテ」
「ほう。じゃオイラは、例のごとくジャスミンティー」

とか言いつつ、
ふと壁を見ると《ベトナムコーヒー380円》とある。

「やっぱ、俺、ベトナムにする(笑)」
「マジすか?」

てな具合でオーダー。

そこでふと埋もれていた記憶が蘇る。
『ベトナムのコーヒーって、甘い練乳が入っているとか何とか・・』

南無三。
出て来たコーヒーの容器の底にはたっぷり練乳が沈んでいた。

説明しよう。(宇宙刑事のNA風)
ParaTは甘いコーヒーは苦手なのである。
甘いコーヒーを飲むや否や、
直ちに強烈な胸焼けモードがスタートするのだ!

「うげげ・・甘いぃ〜」

かなり辛い380円であった・・。

その後『日刊FMC』でもちょくちょく取材させてもらっている
南坪井の雑貨屋『equipment:STORE』へ・・。
(カレー職人の小林東子さんとご主人で経営している楽しいお店)

ココは、品揃え的にかなり私のストライクゾーンにあるもんで、
ついつい長居してしまう。
今日は今日とて、
店員殿に乗せられて《電動シャボン玉発生銃》を購入。

帰ってから娘に見せてあげたら、予想通り大喜び。
1000円の大ヒットであった。
(でも付属の電池は死んでいたぞと。新しいのに入れ替えて使用)

8時過ぎからアナル島田と『096』の収録。
晩飯喰った後にトークテーマが《朝鮮飴》だったので、
血糖値と反比例してテンション上がらず・・。(笑)

9時過ぎからいつものウイークリー番組更新作業。
今夜はかなり捗った方かな・・。

でも、テンションが上がりきっていない自分の番組を
連発で聞くのはなかなか骨が折れる。
というか《辛い》・・。

ふと考えた。
代打とか中継ぎのつもりで担当している番組って・・・・・

『うげげげげぇーー!ウイークリー全番組やないけぇっ!』

これはいかん!絶対にいかん!と遅蒔きながら認識を新たにした。
で、幾つかの番組を若手などに譲ることを決めた。

更新作業終えて、芋焼酎『霧島』で一杯。
フィラリア井元とFMCの現状とか将来について話し合う。
結構楽しかったりする。


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