所謂日常日記
榎田信衛門「鯨のしっぽ」
本を読む、テレビを見る、
街を歩く、田舎を彷徨う、
物を喰らう・・。
日々の出来事の中で、
一瞬「海馬」に蓄積された記憶を
このページに綴っていこうと思う。

「海馬(hippocampus)」
大脳の古皮質に属する部位で、欲求・本能・自律神経または記憶に関する中枢器官。

第006回

4月27日の日常から・・

かったるい。

本日は月イチ開催『FMCトークセッション』
なんだけど、物凄くかったるい。

いやな胸騒ぎに近い「かったるさ」って
たまに感じることがある。
※かったる・い…(形)
 (1)体が疲れてだるい。
 (2)もどかしい。じれったい。

予感というのは大なり小なり誰にでもあるもんだ。
別にオカルト云々を論ずるわけじゃないけど、
何となく「胸騒ぎ」とかってあるじゃない。

ところで私は結構地震を当てている。
科学的根拠は極めて希薄なんだけど、
なんとなく《世の中がグラリと揺れる》ような・・
そんなイメージが脳裏によぎるんだね。

すると2〜3日うちに本当にグラリと来る。
ホントだよ。

地磁気の影響なのかなぁ。
静電気には結構敏感な体質なもんで、
そういうのも関係あるかもしれない。
ひょっとしたらね。

地中深くの岩盤がプレッシャーに耐えきれなくなって
破壊される。これが地震のメカニズムだ。
この直前、結構強力な電磁波が飛び出す。
たまには電光が走ったりすることもあるらしい。

確かになぁ・・
冷凍庫で作った氷なんだけどね。
トレーをひねって取り出すじゃない。
この時、実は氷が青白くボォっと光るの知ってる?
これ、オカルトじゃないよ。
圧電現象と言って、分子構造が破壊される瞬間に
多数の電子が飛び出す。
そして電子が水の分子に当って光を放つんだ。
真っ暗な部屋でやってごらん。結構幻想的だよ。

さてさて、本論に戻ろう・・。
プレッシャーに勝てなかったんだなぁ。
満身創痍「実は早井です」が自分に引導を渡した。
※FMCリスナー寝耳に水の大ニュースかも!

元々極めて不器用な男なので、
柔軟性が求められる放送ギョーカイを渡っていくのには
甚だ難があった。

それを無骨一筋で周りをゴリゴリ削り取りながら
マイペースで突き進んだけれど、
FMCがよりプロっぽく変貌していく中で、
結局そのエネルギーを消耗しちゃったんだなぁ。
実際今年に入って、殆どスピードが出なくなっていたし。

で、見ていて辛いので「もう止めたら」と
何度も言ってやったんだけど、
その都度「いや、続けます!」と宣言する。
「うーん・・じゃやってみれば」と答える。

この繰り返しであった。

今回、実は早井です担当のトークセッションは
内容的には散々な出来であった。

準備プロセスでの奴の怠慢を眺めて来ただけに、
会場の角っこで怒りが込み上げてきた。

だが、1つ評価するなら、
MC早井のこれまで最高のテンションであった。
熱さがあった。
饒舌であった。

崩壊直前の発光ってやつか。
正直そう理解していた。

終って・・いつもの反省会。
普通なら、あの出来では大声で叱責するところだが、
どうもそんな気は起きなかった。
何故って・・。
予感があったからね。
かったるぅって思ってたからね・・。

同席していたP未由紀とマル純が帰ってから
早井に尋ねた。
「どうする?」

「・・・辞めます」

本当に《かったるぅ》であった。



で、早井辞職の報に対する部内リアクション。

「どうせやるなら、捨て身でやればいいのに・・・と
とっても客観的に思っておりました。ので、大変残念です」
             (ボンバー陽子)

「ま、しゃあないでしょ。
これからちゃんと仕事するように」
             (アナル島田)

んじゃ、俺も書いておくか・・。

「早井・・ハヤ・・QICを2回録らされたこと・・
 ・・忘れません・・」※原監督風
             (ParaT/榎田信衛門)



でもまぁ、これまでよく頑張ったとは思うよ実際。
男一匹、新たな道で頑張って欲しい。


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