所謂日常日記
榎田信衛門「鯨のしっぽ」
本を読む、テレビを見る、
街を歩く、田舎を彷徨う、
物を喰らう・・。
日々の出来事の中で、
一瞬「海馬」に蓄積された記憶を
このページに綴っていこうと思う。

「海馬(hippocampus)」
大脳の古皮質に属する部位で、欲求・本能・自律神経または記憶に関する中枢器官。

第003回

4月24日の日常から・・

辛い・・。

何が辛いって・・「痔」ですよ痔・・。

脱肛って分かる?要するにイボ痔。
こんなに酷いのは20年ぶりじゃ。

思えば、わたくしお得意の四川風麻婆豆腐は超激辛だったなぁ・・。
「カレーの穴」で食べた南インド料理もなかなかパンチがあったなぁ・・。
それ以外ではインド風野菜カリーの連続だったなぁ・・。

諫早の水門は開いたが、
私の肛門は耐えきれなかった。

腫れている。
この気持ちが分かるのはマル純だけかもしれない。

しかし、皆も理解できる方法を1つご教授しよう。

大豆(枝豆も可)を1粒お尻の割れ目で挟んでごらん。
この『違和感』たるや・・・。
なんとやるせないものか。

それにヒリヒリ感とジンジン感が加わるのだ。
どうだ!凄いだろう。

昨夜突然この「痛み」は現れた。
その直後「腫れ」が出現した。
まるで火山性微動の後に出現した溶岩ドームのように。

時刻は午前0痔じゃない0時に近付いていた。
もはや四の五の言ってる場合ではない。
緊急事態なのである。

妻に・・
「タケヤに行って、ボラギを買って来てくれい!」
と言った。(以下プロジェクトX風・・)
※タケヤ・・深夜営業のドラッグストア

スクランブルであった。

30分我慢すればいい、榎田はそう思った。
だが痛みが治まることは無かった。
むしろ腫れは酷くなる一方であった。

地獄の30分が過ぎた。
妻が帰って来た・・。

しかし、彼女が買ってきたものは・・。

ヨーグルトとクッキーであった。

「薬剤師がいなくて薬は買えなかった」

タケヤに裏切られた。

朝になって、ボラギの座薬&軟膏が導入されたが、
今日1日は痛くて仕事にならなかった。

何とか「096」の収録をこなすのが精一杯であった。

明日は「熊日生涯学習センター」で『超初心者のためのビデオ講座』
が始まる。

もう寝よ。


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