所謂日常日記
榎田信衛門「鯨のしっぽ」
本を読む、テレビを見る、
街を歩く、田舎を彷徨う、
物を喰らう・・。
日々の出来事の中で、
一瞬「海馬」に蓄積された記憶を
このページに綴っていこうと思う。

「海馬(hippocampus)」
大脳の古皮質に属する部位で、欲求・本能・自律神経または記憶に関する中枢器官。

第001回

4月22日の日常から・・

今夜はね「カレーの穴」のオフ会であったのだ。
正確に言うと《南インド料理を楽しむ会》ということになるな。
リサーチャーさんやらライターさんやらデザイナーさんやら、
それにオルガン奏者さん、明太子屋さんなどいつもの面々に加え、
FMCのOBのスピロヘータ野口君も参加。
和気あいあいで盛り上がった。

今回は、首都圏在住の南インド料理研究家さんが、
わざわざインドから取り寄せた材料などをふんだんに使って、
ある程度の段階まで調理を済ませた物をクール宅急便で送ってくれて、
それを「カレーの穴」主宰の天竺堂ご夫妻が直前に仕上げるという
いわゆる《セントラルキッチンスタイル》のパーティであった。

インド料理だけに、ご多聞に漏れず「辛い」ものが多い。
全部で7〜8種類、様々なスタイルのカレーが供され、
(というよりスープ的なものもあった)
上手に炊かれたインディカ米や独特の味わいを持つ蒸しパンなんかで食す。
(豆の粉で作られている。ちょっとカルカンぽい蒸しパン)

概ね「薄味」なんだけど、
ココナッツのチャツネ(独特の酸味が効いている)とか、
何やら緑色したチャツネ(これが辛い!)なんかを混ぜていくと、
途端に「味が膨らんでいく」ので驚いた。
数種のカレーを混ぜてみたが、これも実にいい感じであった。
この食し方が南インドの正当なものであるかは不鮮明なのだが、
要は「旨けりゃいいじゃん!」である。

午後6時過ぎにスタートして9時頃には、ほぼ料理も出尽くした。
それからはいつも通り「バータイム」ということになるが、
これまた予想通り《時代劇トーク》で盛り上がるわけで、
今夜は「放送出来ない時代劇編」といった話題が盛り上がった。
『座頭市』
『めくらのお市』
『唖侍(おしざむらい)』など、
物凄いタイトルがバンバン出て来る!
いやぁ、際どい会話は実に楽しいもんだね。


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