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"なぜだか強いfmc=7.17%"
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コミュニティ放送を《ミニFM》と表記するマスメディアが多く
「おいおい違うんじゃないの?」
と思いながらも別にこだわる必要もないので今は
《マイクロラジオ》
気高きインディペンデントなミニマム・メディアだ

そんなマイクロラジオfmc
電波の出力は何Wかと言うと
とてもWなんて言う単位では表わせないほど超ミニマムな出力
50メートルも飛んでくれればラッキーと言う程度である

つまり熊本市内のわずか3%さえもカバーできないという
全くお話にならないナローキャスティングだ
聞きたければfmcのすぐ近所までラジオ持参で来なければならない
恐ろしく不便なメディアである
でも聴きたがる人は増え続けている
リスナーを引き付ける魅力とは
結局は出力なんてものではなく
筋の通ったステーション・ポリシーなのかも知れない


fmcブレイクの理由
山口ひろみ(メディアオーガナイザー)

80年代半ばに全国的なミニFMブームがあった。
最近のDJブームとはちょっと違うけど、そこら辺の青少年がこぞって「放送局ごっこ」を元気に展開したものだった。
後にT波の数だけ抱きしめてUという映画にもなってるんで何となく知ってるコも多いんじゃないかな。
で、そんなミニFMの元祖的アニキがfmcのタネリン大師匠なんだよね。このタネリン大師匠のもとに参集した若きパーソナリティやプロデューサーの卵達によってT極めてラフUに運営されているのがfmcということになる。まあ、宗教っけの全くない一種の宗教と言っても良いかもしれない。
ともかくその魅力は何なのかと言うと、タネリンというアニキのメディアに対する見識、情報の量などが桁違いに優れていることが挙げられるね。彼のモラリストとしての側面と徹底したアバンギャルドな側面との自己矛盾が、全く新しい世界を常に算出する原動力になっているように思える。
だから毒気も強い。嫌ってる奴も大量にいる。たけど決して彼は自分のライフスタイルを変えようとはしない。そこが私達タネリンフリークにとっての最大の魅力なのよ。だからこそ今日もfmcから何か突拍子もないことが飛び出すのではないかと期待してしまうのですね。意外とハマるんだなこれが。
家でぶらぶらしてるのがイヤになったら、fmcのドアを叩いてみるといい、そこには人生観を変える材料がいくらでも転がっている。ただし自分で拾わないと駄目だけどね。


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